11/05/10 09:04:12.26 0sfmmyoP0
どうして新日の選手が猪木に何も言えなくなったのか
10年間の長州政権の影響だと思う
卓抜したリーダーシップで新日をまとめあげ好調を持続させたのは事実
これは猪木より優れていたかもしれない
しかしレスラーの気質を体育会的上下関係に変えてしまった
90年代以降の若手、永田・中西・天山・小島・・・
去勢された奴ばっかりでしょ
三銃士くらいまではギリギリ、レスラーは弱肉強食というかある程度キャリアを積んだら
上に噛み付くなり自立するものという意識が残ってたと思う
長州のやり方というのは「親分に従っていればある程度のポジションやチャンスは保障する、
その代わり逆らったら徹底的に干す」というもの 集団主義
当初は長州と関係が良好だった橋本が段々険悪になっていったのは当然だろう
猪木ー長州と長州ー健介の関係を比較すれば一番わかり易い
後者はほとんど擬似親子だったでしょ 反抗なんて考えられなかった
そして金の切れ目が縁の切れ目 極端なんだよ
西村なんかは猪木や長州に反発した方だけど
00年代の新日の不幸はこういう気質のレスラー達の中にいきなり猪木が戻ってきたこと
そのギャップがモロに出たのが上の札幌劇場だと思う
棚橋や中邑だって面と向かって文句言った事なんか一度も無い
大阪ドームでの不貞腐れた中邑の姿が世代間ギャップの悲劇を表してる
今の新日がわりに安定してるのは基本的にユークスという「親分」に従えばいいからだろう