11/04/01 18:44:53.99 opCeNwx10
「ストロングスタイルとはセメントを基本にした、固いレスリングと思われているが、そうではない。
当時、私が育った新日本プロレスは、レスラーとしての誇りから育てられ、練習ではセメント重視、
私生活では服装も厳しく、敬語の本まで読まされた。内面から育てられたのだ。
プロレスに対しての信念や義や態度をも含めた生き方である。
飛んだり跳ねたり大技の連発は誰でも出来る。
ナチュラルで試合が構成され、その迫力を観客に伝えるもの、これがストロングスタイルだ。
よくシュート(実戦)を超えたところにプロレスはあると言うが、実力を超えるという意味ではない。
シュートを知って初めてプロレスの表現ができるということである。
もし実戦を知らないでプロレスをやると、レスラーとしてのプライドが無くなるだけでなく、
格闘性とはいえない動きや受けを平気でやってしまう。いわゆる学芸会プロレスの始まりである。
あるわけがない動きも堂々と行ったり、受けてしまい、そんなタイミングは格闘技にあるわけないだろうと思われても平気。
大技だけのオンパレードである。でも世の中、そんな動きでも楽しければ良いという人もいるのだ。」
同意するかどうかは別として初代タイガーはこう言うとるで、棚橋君
少なくとも「誰も言葉で説明できない」は違うな