10/12/14 13:31:57 cYvvrnjr0
前田日明「俺らが習った技術は今のプロレスラーがやっているものとは違うんだよ。
何が違うかって、俺らを教えていた世代はすぐ上だったら小鉄さんとか猪木さんで、1950年代にアメリカをサーキットしていたレスラーだった。
50年代のアメリカがどういう国だったかというと公民権運動以前の時代で、昔の南アフリカと一緒。
人種差別は当たり前で、白人の行くレストランとトイレ、有色人種が行くレストランとトイレが違うんだよ。
そういう時代で、しかも太平洋戦争直後。
小鉄さんや猪木さんが回ったのはテネシー州で太平洋戦争の戦死者が多い地域で、特にアジア人に対する差別が醜かった。
プロモーターやファンからもそういう最低な扱いを受けるんだよ。
試合をやったらプロレスなのに相手は技を受けてくれず、思い切りバチンバチンやられる。
そんな環境から自分の身を守るためにコレ(指でピストルの形をつくる=裏技)を勉強したんだよ。
だから違う。今のプロレスラーにはそれがない」