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「ラスベガス」列島誕生するの? カジノに夢(beReport)2002/11/23 朝日新聞朝刊
URLリンク(nippon.zaidan.info)
米ネバダ州ラスベガスの現役カジノ経営者で唯一の日本人という
泉祐彰(すけあき)さん(65)は11月初め、東京都の石原慎太郎知事の発言に少々がっかりした。
大阪市で不動産会社を経営し、関西でビジネスホテル数軒を運営する。
90年にカジノ経営の無期限ライセンスを取得したが、申請から約2年、1億円近い費用がかかった。
州の委員会に、暴力団や犯罪者との関係がないかどうかを徹底的に調べられたが、費用は泉さんの負担だった。
ラスベガス繁栄の裏に、こんな厳格さと苦労があることを、身をもって知っている。
倒産ホテルを買収して開業した711室の「サンレモ」は、5千室超級もあるラスベガスのホテルの中では「中の下」規模。
スロットなどマシン約600台、テーブルゲーム20台弱で、年間売り上げは20億円強。宿泊費やレストラン、
小さなショーを含めても40億円にすぎない。
「マシンの買い換え費やディーラーの人件費もバカにならない。何とかぼちぼちやっている」
泉さんによれば、ラスベガスのカジノホテルの5分の1程度が、大幅赤字を抱えるか、倒産寸前の状況という。
自身も最初の4年間は、単身赴任でラスベガスに住み込み、現地のマネジャーにつきっきりで経営してきた。