10/10/23 17:59:13 glu7ahBt
アメコミ風ティーンヒーロー妄想でニヤニヤしてる
特殊能力を持ったヒーローとヴィランが存在する世界。
平和な町に暮らす少女MJはものすごく困っていた。
今まで普通の人間として暮らしてきたのに、ある日突然人知を超えた力に目覚めたのだ。
ヒーローとヴィラン、どちらに転ぶかわからない超能力者に対する世間の反応は様々だった。平穏な生活を永遠にあきらめるしかないと宣告されたようなものである。
MJはだれにも打ち明けられないまま能力を秘密にして暮らしていたが、うっかり学校で騒ぎを起こしてからは家からも出られなくなった。
元の体に治りたいと方法を探すが見つからず、家族にもわが子が特殊能力に目覚めた理由など分からない。
…毎日に絶望していた時迎えが来た。
「君を見つけるのが遅れてしまってすまない。つらい思いをしてきたね。 私は君の担任になるジャスティス先生(仮)だ。以後よろしく!」
なんとMJの体にはとある絶滅した一族の血が混じっており、先祖帰りでその能力が現れたのだという。
男は、世界中からヒーローの素質を持つ生徒を探し当て英才教育を施すという…ヒーロー養成学校からの使者だった。
何だそれうさん臭えええええと思いつつも、親は「やったわねMJ!就職先は決まったようなものよ!」と二つ返事で入学を許可した。
やだ!平穏に暮らしたい!最近はサギまがいに生徒を集めるヴィラン養成学校も存在するらしいし!と抵抗するも、ジャスティス先生の身分証明は完璧なもの。
MJは悩みに悩んだ結果平穏な生活と別れを告げ、地図にない島に存在する全寮制のヒーロー養成学校へ入学するのだった。
自分が仲良くなったグループのメンバーが学園一のトラブルメーカー集団になるとは知らずに…
キャラクター紹介
○MJ(モジョー・ジェーン)
正義の心をまるで持っていないヒーローの卵。学園には就職先と、あわよくば元の体に戻る方法を求めて来た。
ヒーローの存在は小耳にはさんだ程度で、びゅんびゅん空飛んだり派手なアクションで戦うヒーローたちを間近で見て驚いている。
そこそこ強い超能力の他にはなんの才能もない一般人で、何かとアメコミのお約束が求められる学園では仲間に助けられつつ生活している。
時折夢にご先祖様(イケメン)が現れて能力指南をしてくれる。
「別にヒーローぶってあんたを助けるわけじゃないわ!友達だから助けるのよ!」
○担任(ジャスティス先生)
MJを勧誘しに来た先生。明るく頭脳明晰、飴と鞭の使い分けが上手いので生徒には人気。
自分を生みだした組織には駆逐されそうになり、愛する妻をヴィランのせいで失い、自身も怪我の後遺症でヒーローを辞したという過去がある。
ヒーローの酸いも甘いも噛み分けたオトナの男性で、体を張って生徒を守ろうとする熱い面も。
かつて決別した仲間がヴィラン学校の校長になっており苦しんでいる。口癖は「説明しよう!」
「安心しろ。ここには君の仲間がいっぱいいるからな」