10/06/28 18:48:30 YGwkDf7f
SFで喪女をどん底まで鬱にさせる話ってあるよ。
ジェームス・ティプトリー・ジュニアの「接続された女」
未来で、自殺を図った超絶デブスのヒロイン（家族にも疎まれ友達もなく仕事なく
しかも輪姦された過去あり）が大企業の地下の研究所に瀕死の所を救われ、宣伝用の
美少女ロボットと五感含む肉体感覚のすべてを共有する素材に改造される。
スタッフはヒロインを単なる優良なロボットに順応できる素材としてしか見ていない。
ヒロインは美少女ロボットを地下から無線を通して操り、一気にスターに登り
つめるが、一人の男（イケメン）と恋に落ちる。イケメンと会話しているうちに
ヒロインの境遇を知ったイケメンが助けに向かおうと仲間たちで企業の研究所を
襲撃して彼女を解放しようとするが、地下の研究所でイケメンが見たのは改造された
ヒロインのドブスかつケーブルまみれの姿だった。イケメンがドン引きしているうちに
ヒロインは近寄ろうとして装置から外れ、そのまま苦しみながら死んでしまう。
イケメンはデブスを助けようとしたことを心から忌々しく思いその大企業へ勤めて
彼女のことを忘れてしまう。スタッフが彼女の死について優秀な素材を失ったとしか残念がらない。
こういう話だが、作者は実は女なんだよね…