11/11/15 09:57:01.17 znilOfRb0
>>362の詳細
ある日、電話がかかってきた
俺が訴えられるという。そこで弁護士を雇えるか聞かれて金がないと答えただろう。
そしたら相手が用意すると言っただろう。
後日、電話がかかって来た。
弁護士を名乗り、いきなり「盗んだ小説のアドレスを教えてください。」と言われた。
「何だ?こいつ。」と思ったが、まあ、盗んだ奴のホームページアドレスが知りたいんだろうと思って検索し、メールで送った。
俺のオリジナルのアドレスを添えて。
裁判前の弁護士との連絡はそれだけだった。
裁判所に行くと、もうみんな席についていた。
裁判が始まり、裁判長が俺の方を向いて「被告人、○○」と発言してぶちきれた。
「なに俺を犯罪者みたいに呼んでんだ。ふざけんなクソ野郎!
刑事事件と民事じゃ呼び方が違ったろうが!」
まあ、俺が無知だったんだけどね。まあ、しょうがない。
説明を受けて落ち着いたが、
ついカッとなって裁判長に楯突いてしくじったという思いがこの後響いてくる。
こちら側の弁護士がいきなり、「北崎さんのホームページはこのアドレスになります」と、
俺が探し当てたパクリサイトのアドレスを提示しやがった。
「ハァッ!? 何言ってんだよこっちは朴った方のアドレスだろうが!俺のじゃねえ!」
すかさず相手側が「これが私の小説のアドレスです。」と出してきたのが、オリジナルの、つまり、俺のホームページのアドレスだった。
俺はそれを否定したが、裁判長が事実と認定した。
こちらの弁護士もそう思っている。
「どうやったら勝てるんだ?」
頭がくらくらして傍聴席の方へ向き直り、しばらく考え込んだ後、「証拠がある。」と言ったが、裁判長からは相手にされず負けた。
弁護士は最初から俺を泥棒だと思っていてそうしたのか、
それとも俺をだますためにそういう行動を取ったのかは分からない。
少なくとも、「あなたのホームページはどこですか?」とは聞かれなかったのは確かだ。
名乗ったかもしれないが、名刺をくれなかったので連絡先も知らないままだった。
しかし、そいつが俺の担当弁護士なので、そのまま裁判を続けるしかない。
俺は弁護士を部屋に呼び、NiftyServeの契約書類を渡した。
これで、相手が自分のものだと主張するアドレスが、実は俺のものだということが、弁護士にも裁判所にも分かる。
弁護士からはそれっきり一度も連絡がないまま、裁判日程が変更され、前倒しになったという連絡が来た。
そして、裁判当日。
いつまで経っても俺の担当弁護士は来なかった。
裁判長から再三要求されるが、か細い声で「証拠は弁護士に渡してあります。」と答えるのがやっとだった。
裁判開始から40分経ち、おもむろにノートパソコンを開いて自分のホームページにアクセスしてみたが、アクセスできなかった。
その小説をアップしたプロバイダの契約書類を預けた担当弁護士が来ず、俺のホームページが消えている。
ということは、弁護士が裏切って無断でNiftyServeへアクセスして削除したということだ。
俺は絶望と怒りで爆発しそうだった。
弁護士がいなくても、この状況から何か崩せないかと思ってみたが、相手の嘘で丸め込まれるだけだと思い、考えるのをやめた。
そして、裁判長から、「じゃあ、何も言うことはないですね?」と確認され、弱弱しく「はい」と答え、敗訴を言い渡された。
俺は裁判所の事務員に、この裁判の原告側と被告側両方の名前と住所を入手すると、
その足で刀を盗み出し、まずは原告側弁護士の事務所に押し入って皆殺しにした。
一人殺したところで「北崎さん、この裁判には大掛かりな仕掛けが・・・」と年配の男性が制したが、
「聞きたくないっ」と、次々に殺した。