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■華麗なる西尾イズムの学問的見解
「一般的には、人間は敢えて自己評価を下げようとはしないものである。
たとえば、自己評価を上げる要因になりやすい肯定的な行動は自己の内的要因に帰属させる傾向にあるが、
自己評価を下げる要因になりやすい否定的な行動は、自己の外的要因に帰属させようとする傾向にある。
これを「セルフ・サーヴィング・バイアス」と呼ぶ。
一般に、このような行動を取る人は自己評価が高いことが確認されている。
いまひとつの研究として、自己評価の高い人が取る行動に「セルフ・ハンディキャップ」と呼ばれるものがある。
これは、自分の行動の結果について、あらかじめ行動遂行以前に自分の失敗が予想される場合には、
自己評価の低下を防ぐために、あらかじめ不都合な条件を他者に向かって表明するという現象(Barglas.S$Jones,E,1978)である。
試験の前に「よく眠れなかった」とか、あるいは「準備が十分でない」ことなどを自分の周囲に言い立てるなどが典型的な例である。」