11/05/08 20:38:47.72 oCeF2YYi0
●24号#164『どうやって』@バレ:
自分を取り戻し、ノリにノッてきたエーちゃんの強さにたじろぐ高木。高(あいつと同じだ。こっちが何かを仕掛けても、何をどう分析したのか知らねえが、あっという間に対応してくる(゚д゚|||))
特に、本領を発揮してきた“チェンジオブペース”に翻弄され、以前に難波江から指摘された「小手先に頼ってるとダメだ」という、まさに『地力の差』を痛感する。
―そうして時は流れ、ついに試合終了を告げる審判の声―。審「ゲームセット、アンドマッチ。ウォン バイ 丸尾。カウント【エ7-6、6-2高】」―エーちゃんの勝利だ!
敗北した高木の心には、地力の差を認めつつも、これまでの自分の練習量―努力のほどを振り返り、やるせない気持ちが渦巻いていた。
高(確かに、小手先の技術や策略に時間は割いちまったが、難波江より練習はしてたし、基礎練習も疎かにはしなかった……。これ以上、どうしろってんだよ!><;)
~そう憤る高木の耳に、ギャラリー達の雑談が飛び込んできた。モブA「また丸尾が勝ったってよ」B「ノーシードがベスト4かよ」C「マジか? あいつ、高校からテニス始めたんだろ?」
高(……ってことは、まだ2年ちょいかよ!?Σ(゚Д゚;))
『高校からテニスを始めた』という事実に愕然とするが、と同時に、(いったい、どうやって?)~という、その練習方法が気になるのだった。