11/02/05 11:05:32 ThB3af0HO
(σ^∀^)σ
Q.>>85の意見をどう思うか?
宇宙時代には何でもあるが、海賊の時代はそうではない。
人には それぞれイメージと言うものがある。
カレーが辛くない世界観、チーターの脚がライオンより遅い世界観を作るのは確かに自由だ。
でも、それは あまりピンと来ない、イマイチ共感しにくい世界になるだろう。
ワンピースと言うのは、海賊の時代を描いてるはずなのに、やけに現代ぽかったりする。
ミサイルやロボットもあるしね。
そこで、大航海時代特有のイメージやロマンは 見事に消失してしまってるわけだ。
物語は見た目だけじゃない。
雰囲気や余韻・後味みたいなものは、緻密に色んな要素をコントロールしないと生まれないものなんだ。
僕はワンピースの第1話の見開きカラーに爽やかな大海原のロマンを感じたけど
今では売れる要素を注ぎ込んだだけの、安っぽい漫画に仕上がっている。
『何でもあり』というスタンスならば、海賊という設定を選んだのは致命的な失敗だろう。
宇宙時代なら納得出来る現象も、海賊時代にやると不自然・違和感を感じるものは沢山あるわけだから。
僕は宇宙という設定をフルに活用して、色んな事が出来る。
惑星を爆発させたり、黒ひげなど問題にならないくらい巨大なブラックホールを作ったりね。
全ての演出表現で、ワンピースがやっているよりも、更に大きな規模のものを出す事が出来る。
アクアラグナの100倍の大洪水を描く事も余裕だし、ワンピースはまったく太刀打ち出来ないだろう。
従ってワンピースは引き延ばして、巻数だけで勝負するしかない。
純粋な演出表現では、まったく太刀打ち出来ないからね。
ワンピースは『海賊の時代』の描写も『何でもあり』のスタンスも、どちらも中途半端なんだよ。