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◇豊かな文化生まれない 事実上の規制…怖くて描けなくなる
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13日の東京都議会総務委員会で可決された青少年健全育成条例改正案。都は「どんな漫画も描くのは自由」
と強調するが、漫画家たちは「事実上の表現規制になる」と反論する。
「私たち漫画家のほとんどが個人事業者。そのうえ世間が相手の商売なので、風当たりには敏感。
面倒な規制ができると、引っかかるのが怖くて規制のずっと手前で描けなくなってしまう。
すでに萎縮し始めている仲間もいる」。野上武志さんは硬い表情で口を開いた。
現行の都条例は、性交を露骨に描いた「著しく性的感情を刺激」する漫画を18歳未満に売ることを禁じる。
だが改正案は、描写がそこまででなくても、強姦など「刑罰法規に触れる性的行為」を「不当に賛美したり、誇張して」
描いた作品を規制対象とする。民法が婚姻を禁じる近親間の性交も描き方によってはご法度だ。
漫画家からすれば、新たな規制の網がどこまで及ぶのかわかりにくく、不安がぬぐえないという。
野上さんは「立場が不安定な新人は、(不健全図書指定など)一度のトラブルが命取り。
挑戦の場が狭まってしまう」と危惧している。