10/11/25 12:41:47 jtS+0EdY0
私は、自衛隊に、このような状況で話すのは空しい。しかしながら私は、自衛隊というものを、
この自衛隊を頼もしく思ったからだ。こういうことを考えたんだ。しかし日本は、経済的繁栄に
うつつを抜かして、ついには精神的にカラッポに陥って、政治はただ謀略・欺傲心だけ・・・。
これは日本でだ。ただ一つ、日本の魂を持っているのは、自衛隊であるべきだ。われわれは、
自衛隊に対して、日本人の・・・。しかるにだ、我々は自衛隊というものに心から・・・。
静聴せよ、静聴。静聴せい。
自衛隊が日本の・・・の裏に、日本の大本を正していいことはないぞ。
以上をわれわれが感じたからだ。それは日本の根本が歪んでいるんだ。それを誰も気がつか
ないんだ。日本の根源の歪みを気がつかない、それでだ、その日本の歪みを正すのが自衞隊、
それが・・・。 静聴せい。静聴せい。
それだけに、我々は自衛隊を支援したんだ。
静聴せいと言ったら分からんのか。静聴せい。
それでだ、去年の十月の二十一日だ。何が起こったか。去年の十月二十一日に何が起こったか。
去年の十月二十一日にはだ、新宿で、反戦デーのデモが行われて、これが完全に警察力で制圧
されたんだ。俺はあれを見た日に、これはいかんぞ、これは憲法が改正されないと感じたんだ。
なぜか。その日をなぜか。それはだ、自民党というものはだ、自民党というものはだ、警察
権力をもっていかなるデモも鎮圧できるという自信をもったからだ。
治安出動はいらなくなったんだ。治安出動はいらなくなったんだ。治安出動がいらなくなった
のが、すでに憲法改正が不可能になったのだ。分かるか、この理屈が。・・・
諸君は、去年の一〇・二一からあとだ、もはや憲法を守る軍隊になってしまったんだよ。自衛隊
がニ十年間、血と涙で待った憲法改正ってものの機会はないんだ。もうそれは政治的プログラム
からはずされたんだ。ついにはずされたんだ、それは。どうしてそれに気がついてくれなかったんだ。
去年の一〇・二一から一年間、俺は自衛隊が怒るのを待ってた。もうこれで憲法改正のチャンス
はない!自衛隊が国軍になる日はない!建軍の本義はない!それを私は最もなげいていたんだ。