10/10/06 02:42:53
下山氏は史料と元にではなく、家康が関東転封を素直に受けたことと、
北条攻めの際、秀吉側近大名が北条方の城攻めを過酷に行ったのに対し、
家康は基本的には降伏勧告をする等、柔軟な対応をしていることを挙げています。
工藤氏についても史料の記載はありません。氷川清話などを元に推測した
のかもしれませんね。
勝海舟については、氷川清話の中での記載で、それが何の史料を参考にし
たかはわかりません。
そもそも、歴史研究とは様々な資料から事実をくみ上げ、その事実と別の
事実を照らし合わせたりしつつ、結果的には推論も入って完成するものと
思います。
>>89>>90のような結論に到った経緯には興味はありますが、例えば「家康が
言った記録が無いと事実と言えない」と言い出したら、歴史研究家は単に
一次史料探しだけが仕事内容になってしまいますよw
多くの研究家が上記のような共通の結論にいたっていることには耳を傾ける
べきです。また、もし別の研究者による反論的な意見があれば、ぜひ紹介
してください。