09/08/11 21:05:20
イチイチネチネチ演義と史書の差を力説する人間は多分数少ないだろうが、
両者を混同する史学者もまたいない。
つまり日本と同じだ。
日本でいうなら、三国志よりも忠臣蔵や新撰組の一般認知を考えればイメージが沸くだろう。
ただ、歴史と創作との間でマニア的相克の点では結構異なるっぽい。
wikipediaの両国版を見る限り、史書と創作の混同は日本語版に顕著に見られるが、
中文版は歴史解説に徹しており、三国関係者の項目での演義の記述は非常にこざっぱりとしている。
語りたがりのマニアが日本語版編集者の主力である一方、
中国語圏では歴史を研究愛好する者と、創作にしか興味ない一般人の層が
明確に分かれているのだろう。