11/02/28 16:00:14.87 Z4zxR8Lc
>219
というよりは、アメリカ沿岸警備隊とか海上保安庁の陸上版なわけです。
* 平時:都道府県警察と管区機動隊に対する増援部隊、
* 有事:統幕指揮下の後方警備部隊。
第2機動隊や管区機動隊を強化したという前提とはいえ、これらで対処できない
治安警備などについては、現行の機動隊と同様の装備・行動規定のもとで出動
することを想定しています。
>220
現状の問題点は、警備要員が「警察官」であること、だと思っています。
つまり彼らにとっては相手の逮捕が優先事項であり、無力化という意識は薄い
のではないでしょうか。
「保安隊」という準軍事組織に改編することで、その意識改革がなされることも
大きな効果かと思います。
また、>210に書いたとおり、「保安隊」の目的のひとつが、
> 陸自を後方警備から解放し、正面戦力に専念させられる
ことです。
重要防護施設がある地域に敵正面兵力が出現した場合、当該地域の普通科連隊は、
施設を警備しつつ、敵正面兵力に対処しなければいけなくなります。「保安隊」は、
この場合に施設警備を行なうことで、普通科連隊を敵正面兵力対処に専念できるように
することが目的です。
逆に、敵正面兵力が施設に脅威となる距離に現れれば、普通科連隊が行なうべき
任務は一つだけになるわけです。
もちろん、時間的余裕があれば、方面混成団のコア部隊によって保安隊を増強すべき
ですが、いずれにせよ、1線級の普通科連隊は、重要防護施設の警備からは解放される
べきと思っています。