【国防議論】日本に陸上戦力は必要か 17at WAR
【国防議論】日本に陸上戦力は必要か 17 - 暇つぶし2ch294:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/27 01:53:37 PpRp70gH
>>291
索敵半径300kmというのは高高度を飛行している相手に限定されます。
それも、基準点となる海面はレーダ視程外にあるため、目標の高度を正確に把握することが困難です。
レーダーの特性上、探知距離は相手の飛行高度に大きく左右されます。
もし敵の飛行高度が100m程度であった場合、探知距離は35km程度にまで低下してしまいます。
これは地上配備のレーダーにも言えることですね。
AWACSは飛行高度関係でその問題が大きく緩和されますが、
残念なことにE-767は4機しかありません。常時在空可能なのは頑張って2機です。
E-2Cは管制能力が限定的であり、レーダー出力も弱いためE-767程の機能は期待できませんし。

そして、SAMは地上からの攻撃にめっぽう弱いです。
湾岸戦争でも、SASはイラク軍のSAMをかなりの数潰しています。
この手の少数部隊の浸透・奇襲に対応するためには、SAMの護衛としてまとまった数の部隊が必要不可欠です。
AWACSにしても、基地が叩かれてしまえば整備・補給に著しい困難が生じるため、
航空基地の守備要員も必要です。

そして、SAMは対電波源ミサイルで叩かれることも考慮に入れる必要がありますね。
SAM、航空基地、レーダーサイト、それらを結ぶ通信網
これは敵にとっても最優先攻撃目標であるため、無傷ではすみません。

そして、揚陸艦をうまく潰せる保障はないのです。
敵としても、揚陸部隊の護衛は強力なものを配置するでしょうし、
少数精鋭部隊の浸透であれば、偽装漁船、半潜水艇など特殊機材での単独航となるので補足が困難です。
そして、上陸された場合、速やかに排除できなければ港湾を奪取され、後続部隊の上陸の難易度がかなり低下します。
この場合、こちらの海空戦力は敵第1派迎撃で消耗しているため、敵の後続部隊の渡洋を阻止できる確率がさらに低下してしまいます。


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