09/09/24 01:04:52 24lv4HaW
戦争責任てのは一言で言えんな。
開戦責任・国内外責任・政治的責任・法律的責任・道義的責任、いろいろある。
そして戦争責任は全ての戦争に存在する。
例えばアヘン戦争なら嫌がる清に無理やりアヘンを売りつけた英国にも、
清が嫌がっていたとはいえ英国は合法的に輸出していたのに武力を持って強硬手段に出た清にも、
それぞれ存在する。
まぁ>>228は言葉尻からして天皇の戦争を引き起こしたことに関する政治的責任を問いたいんだろうが、
そもそも天皇に政治的実権が渡ったのは上にもあるが後醍醐天皇の時期くらいのもので、
それ以外は全て太政官・閣僚・幕府・内閣といった輔弼機関が行ってきた。
たとえば日本が帝政ロシアのような絶対王制を敷いており、その中心が天皇なら、
戦争責任とやらは天皇にあるが、現状では天皇は多分に飾りに過ぎず、じゃあ実際の責任は内閣かと言えばそうでもなく、
もっと広く見れば日露戦争から続く国民のくすぶりをマスコミが過剰に煽って政府を叩いて、
そのエネルギーが太平洋戦争に駆り立てたともいえ、そう考えれば開戦責任は日本国民全員と言う事になる。
だからこそ戦勝国も責任の所在の処置に困ったわけであり、中韓の反日感情もここから生まれてる。
ややこしい国だわな日本は。