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皇室ゆかりの寺院、勝手に売却=重要文化財も一時不明に-京都・般舟院
天皇家ゆかりの天台宗の寺院「般舟院」(京都市上京区)の土地と建物が競売に掛けられ、
北海道の不動産会社が落札していたことが29日、関係者などへの取材で分かった。
所蔵する重要文化財の仏像2体も一時所在不明になっていたことも判明。
天台宗は、承認を得ずに寺院の土地などを担保に入れたとして、元住職(71)の僧籍を8月末に剥奪したという。
天台宗関係者などによると、同院の土地と本堂は元住職の借金の関係で担保に入れられ、
北海道函館市の不動産会社が8月、競売で約1億3000万円で落札した。
9月初旬には、同院が所蔵する重文の仏像「木造阿弥陀如来坐像」(高さ62センチ)と「木造不動明王坐像」(同約81センチ)の2体が行方不明になり、
京都府警が同月下旬、文化財保護法違反容疑で元住職の知人宅を家宅捜索し、発見したという。
寺院関係者によると、他にも同院から絵画や古文書などが数多くなくなっており、元住職が勝手に売却したとみられている。
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