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久邇宮良子女王殿下(後の香淳皇后)和歌御短冊
また、新収品展示として昭和天皇香淳皇后ゆかりの品々が紹介されています。
和歌御短冊にはとても美しい香淳皇后直筆の和歌が記され、絹の懐紙入れ、絹布の草履などにご結婚直前のお姿が彷彿としてきます。
「吉野にて
露ならで袖をぬらしぬいにしへのおほきみしのぶみささぎのもと」
良子女王殿下二十歳の時に詠まれたもので、御短冊は直筆。
歌意は「その昔の後醍醐天皇のことを御陵(みささぎ)で偲び、露ではなく涙で袖をぬらしました」という趣旨であろうといわれています。
良子女王は御学問所で、和歌を阪正臣に、書道を小野鵞堂に習われていらっしゃいました。
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