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「外事警察」映画化!渡部篤郎「スケール感アップ」 (スポニチアネックス)
俳優渡部篤郎(43)が主演したNHKの連続ドラマ「外事警察」が映画化される。国際テロリストの摘発などにあたる警視庁公安部外事4課の
刑事の姿を描いた物語。警察内部で互いの秘密を探り合ったり、一般市民にスパイをさせたりするなど、通常の刑事ドラマと異なる
展開が話題を呼んだ。ドラマ版の演出を務めた堀切園健太郎氏がメガホンを取る。来年6月2日公開。
知られざる警察の活動を描いた内容に、同局内では「NHK史上、最も危険なドラマ」との声が上がったという。
陰謀渦巻く物語に合った静かで暗い演出も支持を受け、視聴者がドラマを評価する「Yahoo!ドラマレビュー」で5点満点で4・94点と
いう高い数字を獲得。全6回の平均視聴率は5・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)ながら、終了後も番組の公式ホームページなどには
続編を望む声が相次いでいた。
映画は、日本にウランが持ち込まれたという情報をもとに、渡部演じる主人公の刑事が捜査を開始、国際テロリストグループ摘発のため
韓国に渡るという物語。関係者は「演出面などで制約を受けない映画の方が、作品の魅力をより高められる」と自信を見せている。
8月下旬に撮影開始。韓国のソウルや釜山で2週間以上のロケを行い、10月上旬にクランクアップした。クライマックスとなる
テロリストグループとの銃撃シーンは韓国で40時間以上かけて撮影。韓国俳優イ・ビョンホン(41)が諜報(ちょうほう)員役で
主演した韓国ドラマ「アイリス」のアクション監督らがスタッフとして参加。本物の銃を使った迫力満点のシーンが撮影されたという。
劇中で韓国語に挑戦している渡部は「緻密なストーリーはドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることで
スケール感がさらにアップしています」とアピールしている。
▽外事警察 NHKドラマで映画化もされた「ハゲタカ」と同じ堀切園氏が演出を担当。
映画には、ドラマに続き尾野真千子(29)、余貴美子(55)、遠藤憲一(50)らが出演。
ほかに、韓国映画「男たちの挽歌(ばんか)」などで知られる韓国俳優キム・ガンウ(33)が日本作品に初登場し、真木よう子(29)が
キーパーソンを務める。