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∇Vol,6 矢野ヨハン氏と雲の絵美術館 (H20.11.25)
八ヶ岳の麓、北杜市高根町のある別荘地内に雲の絵美術館なるものがひっそりとたたずんでいる。
-省略-
もう開業して以来15年が経つそうですが、ここの主人である矢野ヨハン氏《れっきとした日本人なの
ですがフランス留学時代に?たしか よしひろさん? を呼びにくかったのかヨハン、ヨハンと呼ばれ
たのを自分の画家名として使い始めたとの事です。》と紀子(いとこ)さんが知り合いで、この雲の絵
が非常に魂のこもった力強い魅力に満ちた絵であったために頼まれ合意し展示するに至ったとの事
であります。
不思議ですよね、雲だけの絵が人を魅了するというのは・・・しかし空を仰ぎみれば必ず雲があるの
です。朝焼け雲、夕焼け雲・・命が備わっているのです。様々に、また刻々と変化する雲の中に安
らぎや、きっと永遠の時間が宿っているのを見たのです。紀子(いとこ)さんは医者であった夫が病に
かかったのを期に毎日朝早く起きて展に向かい祈りを捧げていたと言うことです。そのことがきっか
けで雲に興味をもち、雲をスケッチしてやがて本格的に雲を絵の対象物として描き始めたようです。
知人である矢野ヨハン氏のアトリエでもあるこの別荘に1ヶ月もの間宿泊し八ヶ岳のこの麓などから
日々早朝に起きてスケッチに向かったとのことです。95才の人生を終えるまで情熱的に雲の絵に
取り組んだとお聞きしました。