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国立社会保障・人口問題研究所が25日、通称、独身者調査と呼ばれる「出生動向基本調査」を発表し、
異性の交際相手がいない18~34歳の未婚者が男性で61・4%、女性で49・5%であることが分かった。
5年前の前回調査から男性で9・2ポイント、女性4・8ポイントと急伸した。また、性経験のない未婚者は、男性は36・2%、女性で38・9%と高い数値であることが分かった。
この調査は18~34歳の未婚者を対象としており、男性で36667人、女性34506人に今年6月、アンケート調査したもの。前回は05年に実施していた。
「異性との交際」の項目では、「交際している異性はいない」と男性が61・4%、うち44・9%が「特に異性との交際を望んでいない」と答えた。
女性も49・5%が交際する異性がいないとして、うち45・6%が交際を望まないとしている。
性経験に関しては、20~24歳では「経験なし」が男女ともに4割以上。35~39歳でも男性が27・7%、女性は25・5%だった。
ただし、結婚願望はこれまでと同様に高く、男性86・3%、女性89・4%が「いずれ結婚するつもり」と回答した。一方で「結婚したい年齢」については、
男性が30・4歳(前回30歳)、女性は28・4歳(同28・1歳)とやや上昇傾向。
女性の専業主婦への意識も変わりつつある。専業主婦を理想とするのは19・7%と前回とほぼ同率だったが、「現実的な予定」では9・1%と初めて1割を下回り、
主婦業と仕事の両立が24・7%と高くなった。
結婚相手に求める条件では、女性が男性に「家事・育児の能力」を重視する割合が97年に43・8%だったのが、今回は62・4%に跳ね上がり、将来の夫に「育メン」を求めている。
[2011年11月26日9時1分 紙面から]