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深曽木の儀(ふかそぎのぎ)
着袴の儀に引き続き行われる。
着袴の儀で着用した和服と袴に加え、男子はさらに童形服を、女子はさらに袿を、別室で着用する。
男子の場合、子は松と山橘の小枝を持って碁盤の上に乗り、子の髪を少し切った後、
男子は掛け声とともに飛び降りる。
女子の場合、衵扇(あこめおうぎ:檜扇とほぼ同義)を手にして儀式が終了したとされ、
碁盤の上に乗らない、または碁盤の上に乗るが飛び降りない等の諸説がある。
もともと、着袴とは独立した儀式だったが、近世までに同時に行うようになった。
着袴の儀・深曽木の儀の終了後、宮中三殿を参拝する。