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皇太子ご夫妻 県内訪問
皇太子ご夫妻は、２６日、東日本大震災で甚大な被害を受け原発事故の影響がいまも続く福島県を訪れ、避難所や仮設住宅で生活する人たちを励まされました。
皇太子ご夫妻は、午後１時半すぎに新幹線でＪＲ郡山駅に到着し、佐藤知事らの出迎えを受けられました。
ご夫妻が東日本大震災の被災地を訪問されるのは、先月４日の宮城県に続いて２回目です。
ご夫妻は、知事から県内の被害の状況について説明を受けたあと、
原発事故の影響で全域が警戒区域に指定された富岡町をはじめ、
周辺の川内村などからあわせておよそ２５０人が避難している郡山市内の施設を訪問されました。
そして、４か月以上も避難生活を余儀なくされている人たち１人１人に話しかけ、
皇太子さまは娘を津波で亡くしたと涙を流しながら話す女性を「残念でしたね」と気遣ったうえ、
「お体を大切にしてください」と励ましの言葉をかけられていました。
また雅子さまも、妻と避難生活を送っている富岡町の８３歳の男性に
「ふるさとに帰れるといいですね。大変だと思いますがお元気でいてください」と優しく語りかけられていました。
ご夫妻は、このあと隣接する敷地に建設された３００戸あまりの仮設住宅にも足を運び、
住民らに暮らしぶりをたずねたり、励ましの言葉をかけられたりしていました。ご夫妻は２６日夜、東京に戻られます。
07月26日 18時35分
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