11/02/02 18:00:44
「いくら人気は凄くてもプロは実力世界。ここ数年の成績を見る限りでは、昨年の
雄星(西武)のようになることだって十分ありえますよ」
某球団のスカウトがこう語るのが、日本ハムの斎藤佑樹(22=早大)のことである。
斎藤は先週9日の入団会見以来、連日マスコミに取り上げられるなど、相変わらずの人気ぶり。
ところが、冒頭のスカウトが言うように肝心の実力の方は、厳しい見立てが多い。
ここ数年の斎藤がピリッとしないのは事実で、今年10月の東京六大学野球秋季リーグでは、
六大学通算30勝に王手をかけながら、08年以来同リーグ35連勝中だった東大にまさかの
敗戦。
その後、何とか「31」まで勝利数を伸ばしたが、その半分以上の18勝が大学2年までに積み
上げたもの。
負け数(六大学通算15敗)も大学2年まで5敗だったのに対し、大学3、4年の2年間で10敗を
喫した。別のパ・スカウトからは、「斎藤のピークは(甲子園を沸かせた06年の)高校3年から大学
1年まで」とまで酷評されているのだ。