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●皇室内で徐々に広まるキリスト教への興味
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>ちょうどこのころ、天皇自身もマッカーサーとの秘密会談で、宗教について論じ合っていた。
>占領期の宗教史研究家、ウッダードは当時のことをこう語っている。
>「天皇がキリスト教を国家宗教にする意志のあることを、内密に表明した」
>昭和23年になると、いよいよ宮中でバイブル・クラスが開かれるようになつた。
>講師は当時の″トップ・レディ″植村環である。植村は明治の有名なプロテスタント信者、
>植村正久の娘で、昭和14年に日本YWCA会長と世界YWCA副会長に就任。いわば、世界的な
>プロテスタントの女性指導者で、アメリカにも知人が多い。
>最初は天皇の3人の皇女、3女孝宮・4女順宮・5女清宮に「聖書のお話」を毎週することから始まった。
>きっかけは、3人の皇女たちが軽井沢の別荘で、ヴァイニングたちクエーカーの「朝の礼拝」に
>参加したことだった。彼女たちは、若いお手伝いの女性まで差別なく参加したということから、
>聖書に興味をもったという。そこで宮内庁は植村に聖書講義を頼むことにしたのである。
>それがやがて、良子皇后にもぜひ、ということになり、ついに天皇もときどき参加するようになった。
>植村は、皇后にはとくに、愛をテーマに話をした。そしてともに賛美歌を歌い、祈りを捧げた。
>皇后は音楽が得意で賛美歌を好み、「たえなる道しるべの光を」や「疲れし心を慰める愛を」の
>ソプラノがよく宮中を流れたという。この年、日本で初めてのクリスチヤン首相が誕生した。
社会党委貝長の片山哲である。さらに翌年には宮内庁の長官も侍従長もキリスト教徒が任命された。
とくに長官の田島道治はクエーカーである。
さらに、三鷹に国際基督教大学を設立することも決まった。
※ICUには「ロックフェラー財閥」も資金を提供した^-^;