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学習院の職員に取材をしても「まるで深刻ないじめがあったかのような
野村袋大夫の発表が、今回の問題の混乱の原因となった」と話す人は多い。
だが、会見までの経緯をみると、真相はかなり違っているようだ。 「一週間近く学校を休んでいた
公人の愛子さまのご動静を発表すべきと考えた野村大夫は、事前に波多野院長に会見内容を確認しています。
そこで波多野氏は『もっと強く言ったほうが良い』とアドバイスしたそうです。
むしろ男子児童に配慮したのは、大夫のほうだったといいます。
しかし、発表後に突然梯子をはずしたかのような対応に、東宮職の中には唖然としている人もいました」(宮内記者)
雅子妃は、東宮大夫会見と学習院の会見の内容にご心配をされていたそうだ。 公表したことで、
愛子さまはもちろん、乱暴をした児童まで学校に行けなくなってしまうことを懸念したようだ。
東宮職にも心配を口にされていたという。 皇太子もアフリカ訪問前だったため、
学習院の指導に委ねるしかないとお考えになっていたようだ。
「学習院は『普通の子と同じように』といいますが、矛盾しています。
普通、どこの学校でも乱暴した児童たちに謝るように指導して、やられた側も
それを受け入れることで子供同士の距離が近づくものではないでしょうか。
それが無いため『またやられるのではないか』という不安が拭えないのは当然です。
最近では昨年十一月まで行っていた教師たちによる“見張り”が復活して、乱暴な
男子児童のトイレまで教師がついてくる始末です」(前出・同級生の母親)
こうした学習院の対応は、児童を指導する本質を見失っていると思う。
雅子妃が学校に付き添っているのは、そうまでしないと愛子さまが学校に行きたがらないためだ。
「何とか短時間だけでも学校に行って貰いたいという親の必死な気持ちなのでしょう。
本来ならやっと手がかからなくなる時期なのに、毎日付き添わねばならないのは
大変なことです。 雅子さまは気を使われていらっしゃいますが、顔色がすぐれないときや、
ため息をつかれることもあって、お疲れなんだろうなと思うときがあります」(学習院関係者)
(後略) 2010.6.17 週刊文春