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文藝春秋補足レポのコピペ。敬称等訂正。
名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2010/08/10(火) 11:51:20 ID:nz3vGpfC0 [1/2]
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文藝春秋 2010年9月号
「勝つ日本、40の決断」特集記事84ページの中の2ページあまりの記事
紀子さまご懐妊、美智子さまがもらされた感慨―岩井克己
・皇室に次々代の「世継ぎ」が一人もいない。にもかかわらず、皇太子ご夫妻に第二子誕生の
気配はない。05年、天皇陛下の心労はピークに。
・前年(04年)には皇太子さまの「人格否定発言」があり、長期療養に入った雅子さまにこれ以上
期待できない。
・前立腺がんなどの体調不良を抱えた陛下の「皇統断絶」への不安と苦悩は端で見ていられない
ほどだった。
・「愛子さまに継承権を」と皇室典範の根本改正に挑んだ小泉内閣。宮内庁の官僚や官邸にも
「安定政権のこの機を逃しては」との焦りがあった。「皇室典範に関する有識者会議」はわずか十か月
の審議で最終報告に達した。
・しかし古来から、皇位は男系の皇族以外は継げないというのがいかなる権力者といえども侵せない
天皇の正当性の根源と信じられてきた。反対の火の手はみるみる燃え広がり、小泉チルドレン含む
二百人近い国会議員が反対・慎重論に回った。
・筆者(岩井氏)は、最終報告発表の会見に立った吉川弘之座長の足ががくがく震えているのに気づき
同情を禁じ得無かった。
・女系容認も「皇統断絶の先取り」となるというジレンマの中であらゆる関係者が七転八倒して悩み苦しみ、
険悪な争いになりつつあった。
・皇室が国家分裂の因を作る構図に天皇の苦悩は倍化されつつあるようにみえた。