10/10/08 18:16:36
NHK記者が相撲協会に捜査情報 野球賭博事件めぐり
NHKは8日、大相撲の野球賭博事件をめぐり、報道局スポーツ部の30代記者が取材先の
日本相撲協会の関係者に対し、警察による家宅捜索の情報を事前に携帯電話のメールで知らせていたと発表した。
NHKによると、この記者は、警視庁が同事件の関係先を家宅捜索する当日の7月7日午前0時ごろ
「あす捜索が行われるようだ」という趣旨の携帯メールを、相撲協会の関係者に送信した。
家宅捜索は同日午前に行われた。
記者は、家宅捜索の情報について「NHKの内部情報ではなく、付き合いのある他社から聞いた話だった」
と説明しているという。
NHKは「捜査に支障を与えかねないメールを送ったことは、コンプライアンス上、極めて不適切で、
報道倫理の上からも大きな問題がある」とのコメントを発表した。
【共同通信】