05/12/31 13:21:29 Mgv8C9Si
野村なんとかという右翼が安岡についていろいろ言っていたようだが、
野村なんとかが一体どのような貢献を日本にしたのでしょうか?
安岡を行動性がなかったとか非難する人は多いけれど、それは
テロやクーデターをしなかったという点で言っているに過ぎない。
どうもテロやクーデターをやること(過激であること、例えば
人を殺したり・・・)が実践的だと思っている節がある。
特に井上日召と四元とかがその好例。
血盟団で密告されて逮捕されたことを根に持っているのだろうけど、
確かな証拠があるわけではないから。
学界でも安岡を理論的右翼と片付ける論者が多いと思うが、
それは間違いだと思う。安岡はかなり実践的だよ。
日本主義労働運動とか農村復興にむけた活動なんかはかなり実践的。
要は、なにを実践的とするかで解釈が異なってくるのだと思うけど、
テロやクーデターでもって実践的という判断を下すのはおかしいと思う。
要は変革に対するスタイルの違いだと思う。安岡は北一輝のように、
表向きは財閥の悪口を言っておきながら、裏では財閥を恐喝して金をせしめる
ようなことはしていない。
晩年は確かにいろいろあったかもしれないけれど、
それだけをもって人物評価はすべきではないと思う。
特に三浦なんとかの評価ははっきり言ってあてにならない。
一応行動右翼入門読んだけど、結局安岡本人の目の前で批判することなんか絶対できなかったろうし。
敢えて取り上げる重大な評価でもないよ。
安岡に関する著作物を結構読んできたけど(安岡を批判的に捉えるものも肯定的に捉えるものもいろいろ読んだ)、
あれだけの人物はなかなかいないと思う。
安岡は井上や四元、三浦のように人の悪口は言わない人だったから。
199の安岡ファンさんももっといろいろ読んでみると良いよ。
安岡を肯定しているものも批判しているものも両方読んだ上で
人物評価を下すことが大切だよ。