11/06/06 22:04:51.13 fEptXcEl
>>73
小沢が好きな人ってのは、小沢に自分を重ねたがっているんじゃないかと思うんだ。
小沢の経歴ってのは、ダーティーな面に目をつぶれば、成功譚としては魅力的ではある。
で、先の衆院選のころの民主の支持基盤ってのは、30~50代の男性らしい。
上から頭を抑えられ、下からせっつかれ、仕事場で悶々としがちな人たちな。
そういう人たちからすれば、独立して一国一城の主となり、
かつて自分に駄目出しした組織を打ち負かした小沢ってのは、
「自分もかくありたい」と思わせるに足る経歴の持ち主なんだよ。
ヤリ手社員の自分(若き日の小沢)を可愛がってくれた上司(金丸信)が、
社内の派閥争いにより失脚(佐川急便事件)。
その影響で出世レースから脱落したため(竹下派後継者争いで敗北)、
思い切って独立(自民離党)。
最初は景気が良かったが(細川・羽田内閣)、やがて行き詰まり、
かつて自分を追い出した会社に頭を下げざるをえなくなる(自自公連立)。
しかし機を見て逆襲に転じ(連立離脱)、元所属社のライバル会社へと移籍(民自合併)。
やがてそこでも頭角を現し、最後は元いた会社を打ち負かす(鳩山政権誕生)。
こういうサクセスストーリーを妄想させるには、小沢ってのは触媒として充分すぎる。
だがこの妄想は、その序章とも言える「竹下派の有力議員時代の小沢」を知らなければ、
スタート地点の作りようがないんだよ。
小沢の自民離党が、1993年。
未成年だったら生まれてないか、物心がつく前。
だからそういう年齢の人からすれば、
「右往左往するウダツの上がらなかったダーティー政治家が一発当てた」
くらいに小沢を見るのが、妥当なんじゃないかなぁ。
この風桶理論が当たっていれば、CIA厨が未成年ってのは無いと思う。