小惑星と準惑星について Part3at URANAI
小惑星と準惑星について Part3 - 暇つぶし2ch149:1
11/02/20 15:23:34.23 VPxBw89x
>>148
>>136参照。Tycheという星はもう存在するので、この名前の惑星は存在することはありません。
また正式に発見されてないですしね。

では発見された場合どうなるか。
以下、かなり重要なことを書きます。

まず、天文学と占星術の惑星の定義は本来的には別物であるという事。
占星術では太陽と月も歴史的な経緯通りにPlanetと呼んでいました。
これは、天動説の世界観で、不動の恒星天球に対し、常に変化し続ける星
(太陽月を含む7天体)が、地上の諸変化と結び付けられることで、占星術の中心的な
要素になったということです。現代でも、不動の恒星よりも、小惑星を含めた動く星を
占星術が重要視するのは、このためです。

地動説が認識された以降も、不動の地上を軸にして星々の影響を考える占星術は、
「天動説の視点」でホロスコープを描いています。これは、容易く理解できると思います。
地動説が正しいからと言って、太陽を中心にチャートを描いても、占う対象の人や事象は
地球にあるのですから、今でも占星術は地球を感受点としては扱いません。
これにより、天文学的に惑星である地球は、チャートから(感受点としては)除外されます。

しかし18世紀に天王星とセレスが発見されたとき、モダン占星術はこれらの星を
天文学の分類通りに扱いました。つまり、惑星扱いされた天王星を惑星と呼び、
発見後時間をおいて小惑星と呼ばれたセレスを、重視しなかったのです。
セレスについては、天文学は発見時にこれを惑星として扱いましたが、後に近い軌道上に
パラスなど複数の星が発見されると、asteroidというカテゴリーにこれを当てはめたのです。
2006年の惑星定義の際に、惑星の条件として、軌道上から他の星をある程度排除できるだけ
大きい星、という条件がありましたが、セレスは冥王星と同じくこの条件を満たさないのです。
ただ、小惑星にも占星術的な影響はあるのではないかという占星家がおり、事例研究によって
4大小惑星など多くの惑星以外の星が研究され、使用されています。



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