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【日本の車窓から】～東京都電荒川線～
沿線に会館は発見できないが、おなじみの町屋斎場が直近に位置する。
そのため、町屋、荒川７丁目電停で信号待ちしていると、やたら儀礼車
のお通りとなる。当線は専用軌道にあっても道路との交点が必ずしも踏
切ではなく信号待ちを余儀なくされており、嵐電や阪堺に比べると電車
優先になりきっていない。そんなわけで町屋の赤信号でクルマ待ちをし
ていると、ボルボ洋型先頭の葬列を待ち合わせ。下車して目線を追うと
斎場を示す看板の方向へ去ってしまった。気を取り直して反対方向の電
車に乗り、次の荒川７丁目でまた信号待ちすると、こんどはクラウン関
東タイプ宮型のお通りであった。そこの道路もまっすぐ進むと斎場に突
き当たるようなので、ピークの時間帯にカメラを構えて都電とのコラボ
を狙うことも可能だが、傍目では不審者というかバチ当たりである。