11/05/12 00:01:31.99
すまんあの後旅行、仕事で来れなかった。
その日はバイトの歓迎会だった。その帰りに起きた。もう23時過ぎだったな。
俺は立っていて音楽聞いてたのと逆方向向いてたので全く気づかなかったのだが、横に座っていた大学生くらいの女に
腰のあたりをツンツンと突かれた。女を見ると左斜め前を指差してる。見てみると酔っぱらった60くらいの親父が嫁に絡んでた。
イヤホンを取ると女が「頼れるのあなただけです。助けてあげてください。」周り見ると男は俺と嫁に絡む親父しかいない。
俺は決心して親父に近づく。二人の顔見てビックリ。親父イカつい。嫁は外国人か?(後にわかった事だが父は日本とカナダ、母はチェコとポーランドのハーフと知る)
親父は嫁に「姉ちゃん俺に付き合え」とか言ってたので俺が親父に「おっちゃん。俺今から友達の看護婦三人と飲み行くけど行くか?」と聞くと(もちろん嘘)
「あぁ?この姉ちゃんよりいいのか」と聞くので「かわいいよ。朝まで飲むか。もう次の駅で降りるぞ」というと睨みつけてた目が笑顔に変わり「おし行くか」と言いながら席を立ちドアの前に立った。
その時俺は親父にバレないように靴のひもを解く。駅についてドアが開くと親父「よしじゃあいくか!!」と歩き出す。俺は「靴ひも解けてるわ。結ぶから先改札向かって」言う。これは賭けだったのだが
親父は気分が良かったのか「おう」と言いながら改札に向かった。ドアのしまる音が鳴ったと同時に俺は電車にまた乗り込む。そう俺は賭けに勝った。電車が動いたときに親父が俺がいない事に気づく。
声は聞こえなかったが親父に手を振る俺に指差しながら叫んでた。すると車内にいた人たちから拍手された。そして初めての会話(732)に入る。