11/01/07 23:35:21
趣やギャグもない話な上に、ガキの頃から作文苦手なんで、
面白く読めるレスになってない気がするけど、取り敢えずちょっと詳しく書いた
その後の顛末?はもうちょい待ってて
近所じゃそこそこ評判の良い飲食店を経営していたウチの実家は、
お祭りがあると屋台を出す
就職後、数年ぶりに帰省した俺は、花火大会でその屋台の手伝いに駆り出された
夜になってもまだ蒸し暑い中、いちゃつくカップルや楽しそうな親子連れを尻目に
一生懸命タコヤキを焼いていると、当時まだ地元の大学に通っていた従妹に呼び出された
自分も同じ花火大会にきているからちょっと顔を貸せ、という
こっちは短い夏休みにまで額に汗して労働に勤しんでるというのに、
のんびりカレシと花火見物かよブルジョワジーめと思いつつ、
言われたとおりに迎えに行ったら、従妹が連れていたのが男じゃなくて、彼女だった
パッと見は中学生くらいかと思ったが、そのとき16歳の高校二年生
花火見物のついでに俺をおちょくろうと思って、来る途中、ゲタの鼻緒が切れたんだと
自分達では直せないが、俺ならなんとかするだろうと思って助けを呼んだんだと
そこで、初対面の挨拶もそこそこに、持ってた手ぬぐいの一番キレイな端を裂いて、
その場で挿げてあげたのが >262で、それが初対面
彼女、緊張してるのかテキヤ怖えと思われてるのか、とにかく雰囲気が凹んでいたので、
せっかくだし楽しんでもらおうと、ウチの屋台でタコヤキと飲み物をご馳走した
こっそり2~3コおまけしたりして
「ていうか、実家帰ってきてまで働いてる!m9(^Д^)」
「うるせえよ、オマエの分はタコ無し(´・ω・`)」
そんなアホみたいな俺と従妹の遣り取りを見てようやくクスッと笑った顔は、
今思い出してもかなりかわいらしかったよ
俺がずっとタコヤキ焼いてた花火大会の期間中、彼女もう一度遊びに来た
今度は同じ学校の友達を連れて、この間はありがとうございましたって、何度も言ってた
俺は俺で、自分が鼻緒挿げたゲタをカラコロ鳴らして歩いてるの見て、
良かったちゃんと履けてるって単純に安心して、嬉しかったんだよね