10/12/05 07:21:59
大学２年の時親友がアイドル並に可愛い彼女を作った。
俺もバカではなかった、可愛い女の子友人は大概可愛い。
当然親友を介してその彼女に友人を紹介してもらった。
喫茶店で４人であった途端、詐欺だろコレは！と言いたくなったが、
直ぐに親友カップルはデートに行ってしまった。
嫁は恥ずかしそうに俯き上目使いで俺をチラみして言葉を待っていた。
洋服も気合を入れて来た様だが悪目立ちせず、地味ながら清潔感があった。
きっと頭はいいんだな、と何となく思った。
そして俺は嫁の顔を見てどうしても訊きたくなった言葉を発した。
俺「ねぇ、油すましって知ってる」
嫁「ミズスマシの仲間ですか？昆虫とか詳しくないんです」
嫁は俺が自分の趣味を語ると思ったようだが、全く違うのだった。
さぁどうぞ、何でも話をあわせてみせますよ？
って感じで目をキラキラさせている嫁をみて良い娘だと思った。
俺「いや、昆虫とかじゃなくてさぁ、好きな漫画家とかいる？」
嫁「漫画とかあまり読まないんで」
俺「そう？」
嫁「あ、でも小学生頃、僕の地球を守ってが好きでした、日渡早紀の」
俺「ああ、少女漫画家だね、水木しげるとか読む？」
嫁「…ごめんなさい知らないです」
本当に申し訳なさそうな顔をした。本当に良い娘なんだけどなぁ、と思った。
でも、誰がこんなクリーチャと付き合うもんか！とも思った。
しかし結局、処女童貞を交換し、お互い浮気もせず今にいたる。
小さい油すましが２人も増えている。