11/05/20 19:06:52.75
部活に入った頃、クラスの悪友に、「あー・・・、お前、陸上部に入ったのか。
度胸ある奴だ。あの脳筋女が入ったことで有名なあの陸上部に。流石は俺の悪友。」と言われる。
美人のクラスメイトなんだが、バリバリ体育会系で、賞を多数貰う奴で、先輩からも一目置かれ、
結構な力持ち、そんな奴と同じ部に入ってしまって大変だ、と入ったことを後悔したってもう遅い。
案の定、練習初日からそいつは真面目に練習に励んでいた。俺含め、多くの部員が顧問や先輩方にしごかれる中、奴は
先輩以上にハードな練習をこなしていた。
高1の2学期のある日の事、部員全員で行われた部会(顧問・先輩後輩関係なくゲームをしているだけだが)
を終え、家に帰る途中にゲーム屋があるんだが、
ゲーム屋のエロゲーコーナーで堂々とゲームを買っていると、
制服を着た嫁そっくりの女が恋愛系や鬼畜系のゲームのコーナーに居た。
翌日、嫁と会うなり、「へぇ、お前、恋愛系が好きなのか。私は鬼畜系・恋愛系・抜きゲー・BL・・・全部好きだけどね」
と堂々とエロゲーや薄い本を語り始める。
正直、俺ですらついていけない。でも嫁とそういう話題を語り合ううち、
嫁とよく出かける(つってもエロゲー買いに、だが)ようになり、
嫁のちょっとしたお茶目な仕草でも胸がキュン、とするようになり始める。
高2の夏休みに、二人で東京の某所へ行って、ゲームや薄い本を買いあさることとなった。
クリスマスイブ、例年ならば「リア充氏ね」と言いたいのだが、この時は違った。
嫁の家に泊まることになった。どうやら嫁は、「単なるゲーム友達」と言っていたようだが、
嫁の母親が「あの子の事だから、どうせエッチなゲームの事が好きなお友達だと思ってたわ」と堂々と娘の趣味を公認していた・・・
んで、ゲームを終えた後、「私のベッドで一緒に寝ましょ。でも、エッチは結婚してからね。」と言い出す。
俺が「え、結婚?お前と・・・」と返すと、「私じゃ嫌かな?」と嫁。
「んな訳ない。お前とは趣味が合うし、一生付き添ってほしいと思ったのはお前が初めてだな。」
「じゃあ、あなたがちゃんと働くようになったら結婚しましょうね。」
という訳で今に至る。