11/11/12 09:04:08.31 o5qz/wHZ
>>430
女子1位のナブラチロワ曰く
08年のテニス界はスポーツというより救急病棟のようだった。
どうしてこれほど多くの選手が苦しみ、全盛期を迎えるべき時期に低迷するのか。
78年~87年にグランドスラム(4大大会)のシングルスのタイトルを17回獲得したころ、私は女子テニス界で最もけがに強い選手だった。
当時は世界ツアーが今ほど盛んではなく、1年間毎週プレーするわけではなかったからかもしれない。
ハードコートが多すぎる今の選手はそれができない。
ランキング下位でも大金を稼ぐから、エージェントや大会主催者、スポンサーからのプレッシャーはますます強い。
11~12月のエキシビションシーズンでオフが完全につぶれる選手もいる。
さらに、最近はより若いうちから激しいプレーをしている。
合成素材のラケットはナイロンのガットに大きなヘッドで、パワーが出る。
新素材のラケットは パワーが出すぎて若い肉体をとてつもなく消耗させている。
牛の腸のガットなら、選手生命を長もちさせるだけでなくプレーが多様になるだろう)。
ハードコートはそれ以上に大きな問題だ。私はクレーや芝、室内、木にカーペットを敷いたコートで育った。
今はツアーのほとんどがハードコートで、選手の足や腰に大きな負担がかかる。
環境を根本的に見直さなければ故障は増えるばかりだ。