10/12/29 21:04:40 2y2Oo8no
熊本県天草地方。1915年9月15日の夜、18歳で独身の女性は友人の家から帰宅すると、突然、悪寒戦慄と強い頭痛を感じた。
翌日は食欲も失い、4日後には赤く痛みのある腫れが左大腿部の内側にできる。
痛みは日に日に酷くなり夜も眠れないようになるにいたり、医者に腫れを切開してもらうと膿が出てきた。
切開はその後2回行ったが腫れは引かないまま続く。20歳になると腫れは左下肢・右大腿・下腹部に広がる。
その腫れを引っ掻くと破れて、膿や血に混じって動く白い虫が。虫はある時は5,6匹、時には2,30匹におよんだ。
そうして1921年の4月4日、九州大学の後藤外科に入院することになった。
入院後は肥大した下腹部と両大腿部の成形手術等を数回受けるも好転せず、身体の数箇所に腫れが広がっていく。
やがて肺炎の兆候が現れ、全身状態が悪化して1922年の4月23日に死亡してしまった。
死亡後解剖すると胸・腹・大腿部の皮膚、脳の表面・肺・小腸・腎臓・膀胱などから白い虫体が多数検出された。
まさに全身虫だらけというにふさわしい恐ろしい状態であった。。
…この虫は芽殖孤虫。条虫類寄生虫の幼虫である。芽殖孤虫は成虫が判明せずその生活史が不明で、
感染すると確実に死に至る、恐ろしい寄生虫なのである。
3:第1のコース!名無しくん
10/12/31 20:58:26 KgIz4Nin
4:第1のコース!名無しくん
11/01/04 17:09:56 ykPYUzZa
プールにいる