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訴訟：土地・建物売買契約、堀越に支払い命令 違約金２億円－－地裁高崎支部 ／群馬
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学校法人堀越学園（高崎市、堀越哲二理事長）が運営する高崎医療技術福祉専門学校（同市下滝町）の土地・建物の売買契約を巡り、
学校法人太田アカデミー（太田市、田鶴志郎理事長）が堀越学園を相手取り、違約金の支払いを求めた訴訟で、前橋地裁高崎支部の松丸伸一郎裁判長は２９日、堀越学園に２億円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決によると、売買契約は、堀越学園が同校の敷地５７５９平方メートルと、８階建て校舎を８億４７８８万円で太田アカデミーに売却し、０８年６月３０日に手付金１億円、同年９月３０日に残金の支払いと土地・建物の引き渡しを行うとの内容。
しかし堀越学園は履行しなかったとして、契約に基づき違約金２億円の支払いを命じた。
堀越学園は「売買契約の形をとった金銭消費貸借契約であり、受領した金は手付金ではない」と主張したが、松丸裁判長は、太田アカデミー側が土地・建物の購入のため銀行に融資を申し込んだ経緯などから売買契約と認定した。
太田アカデミーの田鶴理事長は「どのように判決を執行するか、弁護士と相談して決めたい」と語った。
堀越学園は「判決文を見ていないのでコメントできない」と話している。
今日の毎日