10/12/16 21:17:20
堀越学園・専門校の元副校長 「解雇不当」申し立て
2010年12月16日
学校法人堀越学園（高崎市）が運営する高崎保育専門学校（同）の元副校長の女性（４８）が九月末に即時解雇され、元副校長は十五日、地位保全と月給約三十四万円の支払いを求める仮処分を前橋地裁高崎支部に申し立てた。
申立書などによると、元副校長は一九八八（昭和六十三）年、堀越学園が運営する創造学園大に就職。翌年に高崎保育専門学校に移り、二〇〇八年四月から副校長を務めていた。
今年七月末、同大の経営悪化問題などについて大学側の説明を求める教職員や保護者らの会合に参加。同学園の堀越哲二理事長に、会合へ参加し、同大の教職員組合に加入していることを告げると、八月末に副校長を解任、九月末に解雇された。
同学園は即時解雇に必要な解雇予告手当は一部支給したが、元副校長は返還する意向。
元副校長は「堀越理事長の下で長い間勤めてきた。会合や組合に加わったから解雇されたのだろうが、納得できない。生徒たちに何も言えずに、解雇されて心残りだ」と話している。
同学園は「回答できる担当者が不在で、コメントできない」としている。
同大の経営悪化問題をめぐっては、大学側に経営状態などの説明を求めていた元准教授が八月末に即時解雇され、前橋地裁高崎支部に申し立てた、月給約四十万円の支払いを求める仮処分は認められた。
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