10/12/16 21:16:09
仮処分申し立て：堀越学園元教員、地位保全と賃金求め－－地裁高崎支部 ／群馬
学校法人堀越学園（高崎市、堀越哲二理事長）が運営する高崎保育専門学校の元教員の女性（４８）が１５日、正当な理由もなく解雇されたとして、前橋地裁高崎支部に地位保全と賃金支払いを求めて仮処分を申し立てた。
申立書によると、女性は９月２７日、堀越理事長から即時解雇を言い渡された。解雇理由について具体的な説明はなかったという。女性は、教職員組合の組合員であることなどを理由にした解雇であり、無効と主張している。
女性は８８年１１月、同学園に採用され、８９年４月に同校の専任講師に就任。０７年４月から校長補佐、０８年４月から副校長を務めていた。
堀越理事長に今年７月、（１）自身が組合員であること（２）保護者有志らで作る「（堀越学園）あしたの会」などの会合に出席したこと－－を伝えた。
女性は８月２８日に副校長を解任され、その１カ月後に解雇されたという。女性は「『学生には何も言うな』と言われ、あいさつもできなかったことが一番心残り」と話している。
同学園を巡っては、運営する創造学園大学でも解雇が問題化。地裁高崎支部は１１月、同学園に対し、元准教授の男性（５８）に給与の支払いを命じる仮処分決定を出している。
URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)