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先般、弊ジム会長勝又洋が傷害の疑いで逮捕をされた件につきましては、捜査当局の事実認識に重大な誤謬があったことから既に本人は釈放されています。しかしながら、本件報道により関係各位に多大なるご迷惑ご心配をおかけ致しました。ここに謹んでお詫び申し上げます。
この件につきまして、現在裁判所にて無罪を争っておりますので真実の究明は司法の判断に委ねますが、説明責任を果たすべく、取り急ぎ下記のとおり本件の事実・経緯を申しあげます。
記
1. 私は、平成21年6月上旬、学校法人堀越学園(本部高崎市:理事長堀越哲二)に非常勤渉外部長として採用されました。同学園は深刻な経営不振に陥っていたので、私は経営再建のために必要な業務を行っていました。
2. 私が経営再建の作業を続けるうちに財務関係の常勤者が必要となったため、以前からの知り合いである後関吉康を堀越理事長に紹介したところ、企画財務部長として採用されました。
この後関という男は、以前国士舘大学の職員だったこともありますが、当時は失業中で、勝又ジムの顧問としてチケットの販売などを手伝いながら糊口をしのいでいました。
3. ところが、後関は採用されて間もなく、学内の自動販売機の入れ替えによってキックバックを得ようとするなどの不正行為を画策し、それが発覚したため、私は彼を紹介した者として、その行動を戒めたのですが、一向に是正されませんでした。
そこで、平成21年6月25日、高崎からの帰りに、理事長補佐のY氏とともに西武新宿線の上井草駅近くの居酒屋で後関に対する説諭をすることとなりました。
本来ならば、紹介者である私に恥をかかせるような非行をなしたのですから、彼は素直に己の非を認め、身を慎むべきですが、彼は私の説諭を聞き入れず、あまつさえ「表に出ろ」などと暴言を吐いたので、店の外で口論になったのです。
4. 店を出てから路上で暫く口論になっていましたが、彼が指定暴力団の名をもちだすなどしたため、埒が明かないと思い、Y氏にはお引き取り願いました。
しかし、後関は私に対し暴言を吐き続け、路地裏に来るよう命じました。
後関は長い間失業中だったため経済力もなく、私の支援を受けていたので、実質的には私の部下のようになっていましたが、年上であることから私は彼を「先輩」と呼び、何かにつけて立てていたので勘違いしていたのかもしれません。
彼は路地裏に私を呼びだすと、いきなり私のズボンのベルトをつかみ、相撲技のように投げ飛ばそうとしたので、私は彼の髪の毛をつかんで抵抗しました。そのため、私たちはバランス崩し、二人とも道路に倒れてしまいました。
路上に倒れたまま私たちは揉み合っていましたが、私が先に立ちあがると、彼は仰向けになって私の脚や下腹部を蹴り上げてきましたので、私は馬乗りになってその暴行を制止したのです。
そして、右手で彼の胸倉を抑えて「やめろ。酔っ払うのもいい加減にしろ」と言ったのですが、彼は空いていた右手で私の顔を何度も殴りつけ、そのうちの一発が顔面に入って眼鏡が外れました。
後関は国士舘大学体育学部の出身で日本拳法部の監督を務め、3段の腕前でした。そのため私も身の危険を感じ、彼の胸倉を抑えていた右手を左手に持ち替えて、右拳で数回彼の顔を殴り、その攻撃を防いだのです。