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ＡＣ長野 Ｊ２昇格支援
スタジアム整備など 長野市「最大限努力」
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長野市の鷲沢正一市長は１０日、ＪＦＬ（日本フットボールリーグ）のＡＣ長野パルセイロ（長野市）
に対し、Ｊ２昇格に必要なスタジアム整備などについて「最大限努力する」などと述べ、支援する方針を
明らかにした。この日は、サッカー協会や地元企業などで作る支援団体「アスレながの」とサポーター
有志が支援を求める陳情書を提出。また、室賀豊・アスレながの理事長（八幡屋磯五郎社長）やサポーター
有志の古川康平代表らは長野市などで集めた８万６５５１人分の署名を提出した。
Ｊ２昇格には、椅子席が１万以上あるスタジアムの整備やＪＦＬで４位以内などの条件があるが、現在の
ホームの南長野運動公園は、規格を満たしていない。鷲沢市長は「基本的には改修していく考え方が妥当。
駐車場の問題や議会の承認もあるが、何とかやれるよう最大限努力したい」と述べ、改修費は、来年度補正
予算への計上を検討するとした。
昇格には、Ｊリーグに準加盟クラブに認定されることも条件。鷲沢市長は、申請時に必要な行政支援を
約束する文書も近く交付するとした。ＡＣ長野は月内に準加盟を申請する。
昇格に向けてハードルとなりそうなのが、平均観客数の条件（ＪＦＬで平均３０００人以上）。ＡＣ長野の
今季の平均観客数は２１３１人（１１月２日現在）。ＡＣ長野の小池睦雄社長は「今年は平均２４００～
２６００人が目標で、２０１４年には昇格したい」と語った。
（2011年11月11日 読売新聞）