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Ｊ１鹿島のユニホーム盗み有罪、涙こらえ約束…
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サッカーＪ１・鹿島アントラーズのクラブハウスから元日本代表、岩政大樹選手らのユニホームを盗んだとして、窃盗罪に問われた茨城県日立市、無職高林明彦被告（２９）の初公判が５日、水戸地裁土浦支部で開かれ、
即日結審し、神田大助裁判官は懲役１年、執行猶予３年（求刑・懲役１年）を言い渡した。
高林被告は中学校の頃からサッカー部に所属し、鹿島の大ファン。被告人質問では「ほかのファンとは違うという優越感を得ようと思った」と動機を述べ、
「レプリカユニホームでは満足できなくなった」と、１度だけ盗んだユニホームを着用して応援に行ったことを明らかにした。
神田裁判官から「何回も盗む必要はあったのか」と問われると、「昨年と今年でモデルが違うし、アウェー用のユニホームは持っていなかった」と答えた。
最終意見陳述では、涙をこらえながら「今後、アントラーズに一切かかわらないし、スタジアムにも絶対に行きません」と誓った。
判決によると、高林被告は７月８、１５日、鹿嶋市粟生の鹿島アントラーズの用具室から岩政選手と野沢拓也、興梠慎三両選手のユニホームなど１９点（時価１４万８５００円相当）を盗んだ。