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前半3分、広島のMF高萩洋次郎が獲得したPKで、
DF槙野智章がボールを置き、いつものようにゴールに対して背を向けて
ペナルティエリアの外に下がった。
ところがここでエリアの外からFW佐藤寿人が走ってきてそのままシュート、
意表を突かれた清水のGK西部洋平は止められずそのままゴールし、
岡部は得点を認めた。
しかしその後、「PKを行う競技者は特定されなければならない」
とする競技規則第14条に違反するとして、
同年3月9日日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長はこのゴールについて
誤審であると判断した。
岡部は、「何かおかしいと思ったが、清水側も何も言わなかったし、
不安だったが、得点は認めた」と話した。
これを受け広島側も公式に謝罪したが、試合が成立しているため、
結果が覆ることは無かった。
岡部はこの試合後、試合の割り当てから外され、
約1ヶ月の研修を受けることになった。
しかし、この競技規則がこれまで曖昧なものにされてきたことから、
岡部に全責任を負わせる審判委員会に対する批判の声もある。
なお、岡部は同年4月11日のJ2第6節のロアッソ熊本-ヴァンフォーレ甲府戦から
再び、主審を務めている。