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G大阪スタジアム…竹中工務店が設計
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サッカー専用スタジアム建設を目指し、J1・G大阪を中心に組織する「スタジアム建設募金団体」(代表理事、金森喜久男・G大阪社長)は6日、
設計施工者が「竹中工務店」(本社・大阪市)に決まったと発表した。3万2000人規模で総工費は110億円となり、当初想定の150億円を
大幅に下回る見通し。既に約80億円の資金のめどがついており、今後、この計画をもとに建設候補地の選定を進める。
設計施工者には竹中工務店のほか、大林組、鹿島建設が名乗りを上げ、最も総工費を抑え、全観客席を屋根付きで太陽光発電システム設置
などの条件も満たした竹中工務店が選ばれた。今後、さらにデザインの詳細を検討し、資金計画を確定させる。
同団体は寄付金を募ってスタジアムを建設し、完成後に自治体に寄贈する方針。万博公園(大阪府吹田市)内での建設を目指したが、寄贈先の
吹田市が維持管理費負担などの面で難色を示して暗礁に乗り上げ、近隣の大阪府高槻市なども含め候補地を探している。