10/10/03 20:47:28 bjZkaGoIO
日本振興銀行破綻の余波が思わぬところに広がりそうだ。
J1の湘南ベルマーレのオフィシャルスポンサーに、ペイオフ第1号となった振興銀の有力取引企業が5社含まれていることが分かった。
エステ大手のラ・パルレ、「NOVA」のジー・エデュケーション、不動産のシノケングループ、ゴルフのマルマン、中古車買い取りのカーチスHDで、ほとんどが上場企業だ。
ラ・パルレはユニホームの胸に、そしてシノケンはパンツの左下に社名をつけている。
「この5社はいわゆる振興銀行グループの中核企業です。いずれも同銀行から融資を受けていましたが、振興銀行が預金保険機構の管理下に置かれた今、融資はストップする。
もともと資金的な余裕はない企業が多いので、湘南ベルマーレのスポンサーを続けることは難しいといわざるを得ません」(東京商工リサーチ・友田信男統括部長)
問題はもうひとつある。湘南ベルマーレの大株主である「中小企業スポーツ機構」の事実上のトップは、振興銀行創業者の木村剛元社長なのだ。
現在、J1最下位の18位に低迷している湘南ベルマーレ。大株主と主要スポンサーを失っていよいよ土壇場に追い込まれている。