10/12/05 02:48:36
>>663
結局のところ、古本屋さんって、古書という文化資産の集積拠点なので、
マチの空気に左右されるという面が強いからね。
例えば、学生街には、教科書や辞書に強い古本屋があるし、
門前町には歴史書や宗教書が集まる。
そういう意味では、現状の東札幌には、古書店が出来る要素が見当たらない。
単に安い本の店、ってことであれば、必然的にブックオフ的な新古書チェーンに
成らざるを得ない訳だし。
この流れを変えて、古書店を作るには、まずイーアスが牛角を設置する必要があるだろう。
牛角は、ご存じの通り、幅広い客層に支持されている。
現状でも東札幌・菊水エリアは、高度専門病院、金融機関、学校、会議場などがあり
知的階層が行きかっている。
ここに牛角というサロンを投入することで、人の流れの「渦」を作る。
そうすれば必然的に、議論の土台となる、先人たちの知的活動の記録物、
すなわち「古書」を扱う店が出来るわけだ。
その結果として出来る古本屋は、情報工学、医学、経営学、国際関係論など、専門的な
本のウエイトが高くなるだろう。
近隣住民には多少敷居を高く感じるかもしれないが、むしろ、子供たちにとっては、
高度な教養に自然と触れる機会になって、学力レベル向上の効果も期待できる。