10/11/14 20:57:59 vTJBoe9s
昭和30年代までに生まれた連中には、子供のころから、職のないのは恥ずかしいこと、
職がなければ恐ろしいことになる、という刷り込みがされてた。
本当に国が貧しかったからな。
だから自分の意に染まない仕事につくことも平気だったし、
勤め先で出会う学生のころには想像もしてなかった不条理も、職を失う恐怖の前に、
ひとまず飲み込むことができた。
それ以降の連中は、様子が違う。
どうも職がないことより、自分が自分らしくない事のほうが、
奴らにとっては恥ずかしくて恐ろしいことらしい。新しい刷り込みだ
いわば人間の理想的な生き方を追ってるようだ。
まあそれだけ国が豊かな中で育ったということだろう。
そういう命題と、実際に日々働くこととを両立させるのは難しい。
なんせ現実は理想とは違う。悩んだ奴らは結局刷り込みに忠実に「自分らしさ」を取った。
わがままとか言う人もいるが、そんな簡単なことではないと思う。
奴らは痛ましいほどかたくなに「自分」を守る。成長のチャンスを逃しまくりながら。